豊隆運輸のドライバーは、基本的にはルート配送をするので、自分の受け持つコースが決まっています。僕もルート配送からスタートし、その後ドライバー主任になり、現在は主にドライバーのフォローと管理業務のサポートを担当しています。ルートごとの担当ドライバーが休みの日に、代わりに僕が走るイメージです。ひとつのクライアントだけでも納品先が200～300くらいあるので、いろんな道・商品・納品形態を覚えなければいけなくて、慣れないうちは大変でしたね。管理業務では、ドライバーの休日の調整や人員配置などを行っています。

もしかしたら、運送業界にネガティブなイメージをもっている人もいるかもしれません。でも実際は「そんなに悪いかな？」と疑問に思うし、少なくとも豊隆運輸は働きやすいです。だからこそまずは豊隆運輸から、運送会社のイメージを変えていけたらいいなと思っています。「いつも丁寧な運転してますね」とか、「気持ちよく道ゆずってくれました」とか、そういうことを地域の方々から言ってもらえるようになることで、少しずつ変わっていくと思います。地道な努力にはなりますが、これから入ってくる仲間といっしょに、いい業界を作っていきたいですね。

子どもの頃から、豊隆運輸の社長である父親の姿をみて、いつかトラックに乗りたいと思っていました。はじめて自分で運転した10tトラックからの景色をひとことで言うと「絶景」。子供達や、乗った事がない方達に一度でも経験してもらって興味を持ってもらいたいですね。

荷物を運ぶ仕事は、社会にとってなくてはならないもの。なかでも豊隆運輸は、「食の配送」をメインとしているので、この先もずっと必要とされるだろうし、無くならない仕事だと思っています。その証拠にコロナ禍でも業績がまったく落ちかなったんですよ。まさに「僕らがいないとスーパーの棚に食べ物が並ばない」。そんな気概とプライドをもっていい仕事です。

そんな誇らしい仕事を、ぜひ若い人たちに経験してほしい。だからこそ、豊隆運輸をよりよくしていくのが僕の役割です。ドライバーの仕事って、なにも車が好きな人だけに向いている仕事ではありません。一人で黙々と働きたい人や、すこし人生に迷って新しい自分を見つけたい人にもおすすめできる仕事だと思うんです。仲間みんなが気持ちよく働けるよう、よりよい職場環境をつくっていくので、興味があったらぜひ来てください。